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モチモチの木

モチモチの木

今日は、私の思い出の一冊をご紹介します。
モチモチの木 (創作絵本 6)モチモチの木 (創作絵本 6)
(1971/11/21)
斎藤 隆介

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おーすとらりあ こどもとしょかんでも取り扱っています
『 モチモチの木 』 @おーすとらりあ こどもとしょかん

主人公の豆太は、それは臆病な5歳の男の子。
その子が病気のじさまを救おうと勇気を振り絞ります。

実は、私が小学生のときに教科書に載っていたこのお話を学芸会で演じたことがあるんです。

痛くても寒くても怖くても、じさまを助けるために必死になって頑張った豆太。 クライマックスのシーンでは保護者席からすすり泣きの声が聞こえてきました。
会場から送られてくる真剣なまなざしとすすり泣く声に驚き、演技が終わったあとでクラスの皆が 「お母さんたち、泣いてたよー、びっくりしたよなぁ!」 なんて言っていたのを覚えています。

今なら、あの時のお母さんたちの気持ちがよく分かります。
健気な豆太がなんとも愛しく感じるのです。

「・・・豆太が 「ジサマァ」って、どんなに ちいさい声でいっても、「しょんべんか」 と、すぐ 目を さましてくれる。 いっしょにねている一まいしかないふとんを、ぬらされちまうより いいからなァ。 」
声に出して読むと、語り言葉が口の中で何とも心地よい。 日本語の魅力ですね。

先に教科書に載っていたと紹介しましたが、ずっしりとした質感は教科書では表現し切れない味わいがありますので、出来れば是非絵本で楽しんでいただければと思います。
有名な切絵、木版画家の滝平次郎さんの情緒あふれる絵が、力強くて美しくてとても素敵です。

この本の作者である斉藤隆介さんが、「滝平さんが絵を描くことを申し出てくれた後もなかなか仕上げてはくれなかった、それほど大切にしてくれていた」とおっしゃていますが、それも納得。
灯のともったモチモチの木のシーンは感動的です。今の私がそうであるのと同じように子どもたちの心にもそのシーンが深く刻み込まれ、大人になっても忘れられない一冊になるかもしれませんね。

海外にいるからこそ伝えたい日本名作絵本の一つだと思います。
よねぴいでした♪

テーマ : オーストラリア
ジャンル : 海外情報

プロフィール

よねぴい

Author:よねぴい
オーストラリアのブリスベンにて、日本語絵本 貸出・宅配サービス「 おーすとらりあ こどもとしょかん 」の館長をしています。10歳年の差兄妹「 ぱっくんとあかまるちゃん 」の母です。

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